新潟生まれ。そして、、世界へ!
新潟で生まれたブドウ品種
マスカット・ベーリーA
昨日は
現在、全国各地で栽培されている
このブドウのお話でしたが
このお話には続きがあるんです。
こんにちは。
スターライト ソムリエの相場です。
本日は
昨日のお話しの続きから・・・
川上 善兵衛という偉人が
私財をなげうち造り出した
日本ワインの主力品種であり
日本の赤ワイン用ブドウとして、
最大の生産量を誇る品種
マスカット・ベーリーA
ですが
なんと…
2013年
マスカット・ベーリーAは
「国際ブドウ・ワイン機構(OIV)」に品種登録されました。
つまり
ワイン用国際品種として認められたのです。
これはどういう事かと言いますと
EUという
生産量も消費量も非常に多い
世界有数の巨大マーケットで
ブドウ品種
「マスカット・ベーリーA」と
ラベルに記載して販売することが可能になったということです。
皆さまもワインのラベルに
ブドウの品種が書いてあるのを見たことがあると思います。
ワインを選ぶときの一つの選択材料になりますよね。
このラベルに記載してあるブドウ品種名は
国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に認められたもの
以外は
EUでの販売ができないのです。
国際マーケットで勝負しようと思ったとき
品種の表記の無いワインでは
到底太刀打ちできません。
「日本産のワイン」としか表記できないのですから。
EUで販売できるようになったことで
この日本の固有品種は
国際的に知られるようになり、
幅広い海外展開が進められていくことになります。
新潟で生まれ
日本全国に広まり
そして
世界へ!!
これから
この
「マスカット・ベーリーA」が
どのように羽ばたいていくのか
とても楽しみですね。
岩の原ワイン
マスカット・ベーリーA
いちごを連想させる赤い果実の香りと、
イチゴキャンディーや
綿菓子などの砂糖を熱した時に出る甘い香りがあり
少し湿り気のある根菜や
シダ植物のニュアンスを感じるのが、
湿気の多い日本のブドウらしくて面白いところ。
フレッシュでピチピチした果実味と
意外に鋭い酸味
とても軽いタンニンが特徴で
フルーティーという言葉がピッタリの味わいです。
筒井 「…苺…砂糖…熱する…香り…。。」
「相場さ~ん!!」
「これはまるで、ジュビレみたいですね♪」
相場 「確かにそうですね♪」
「甘酸っぱいイチゴの香りと
熱した砂糖の甘い香りが共通点となり
そしてキレの良い酸味があるので
デザートと合わせてもくどくならなくていいですね」
新潟の偉人の想いとともに
ぜひ一度お試しください。
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